懐古館について

懐古館

 

 この家の間取りは間口9間、奥行き6間で能登旧家の典型的なもので、ケヤキ、杉、あすなろ、松、栗などをつかっております。

 

 軒下の欄間には近江八景、座敷の翁(おきな)、媼(おうな)の欄間は石動山の寺院、五十八坊の中心にあった東林院のものであった古雅な趣きを秘めています。

 

 広い庭園の石は総じて昔日を語る七尾城武家屋敷の基礎石であり、当時の古井戸なども残されています。庭の苔は種類豊富で、40種類以上もあり、石川県低地の代表的な苔植物園と言われています。

 

 当家は七尾城址の本丸をはじめ主要な旧蹟を所有し保存管理に努めて参りましたが、戦後七尾市に貸与し、現在に至っています。

 

ぜひご来館ください。

 所在地 七尾市古屋敷町タ部8-6

      0767-53-6674


展示品は?

飯田家の

古伊万里焼や家具、調度品、火鉢、行灯などの昔の小道具や野良着なども展示しています。

 

 

 

入館料

大人 200円

大学生 150円

小・中・高生 無料

 

※20名以上の団体

150円(大人) 100円(大学生)

 

営業時間

 毎週月曜日、月曜日が祝日の場合は翌日

 時間 午前9時から午後5時まで

 (入館は4時30分まで)

 


囲炉裏の間には炭火を焚き、茶の間の高天井は、竹を並べて煙や湿気を吐き出している。

望遠鏡型透明プレス成型酒瓶

プレス成型(型成形)

側面に外国語のプレス跡あり

     (何語かは不明)

酒瓶(ラベルにブドウの絵があったことから、ワインもしくはブランデー)

江戸時代から幕末、大正、昭和にかけての

酒器や盃などを展示

 

瀬戸大型徳利

昭和以降大型の徳利がよく使われるようになった


懐古館の平面図となっております。

能登の典型的な間取りでして。土間から仏間囲炉裏い、雪国らしい豪壮な柱と梁が組まれております。

庄屋としても格式と古民家の素朴な美しさをご覧下さい。